上級者向け推奨機材
クラブ会員の皆様へ
ここで紹介していくる商品はmicura.jpにて販売しているものではありませんが、
お住まいの国で入手が難しいようでしたら、私たちがお客様に代わって購入しお届けいたします。
商品代金・送料はご負担いただきますが、MiCURAメンバーシップサービスの一環ですので、
代理購入の手数料はいただきません。どうぞお気軽にご連絡ください。
小型冷蔵庫
何度も酒造りするなら、醪専用の小型冷蔵庫を買って、自分の「醪室」作るのがおすすめです。MiCURA コンプリートセットに付属する醪用容器を使用する場合、25cm×25cm×25cm以上の収納スペースがあることを確認してください。
便利な機能・特徴 "もろみルーム"
・正面ドアが透明で、扉を閉じた状態でも醪の様子が観察できる
・庫内温度が表示される
・温度調整できる(6〜15度て調整できたら最高)
・高さに広く余裕があったほうが、「搾り(圧搾)」の最後の工程で、重しの載せた状態で醪を収容することもできるのでおすすめ
圧搾機について
MiCURAの”造り方の指南書”では袋しぼり(雫酒)&重石を使う方法を記載していますが、手動の圧搾機を使用することで、”槽しぼり(ふねしぼり)”にすることもできます。
袋しぼりで一通り雫酒を採った後、圧搾機を使うのもいいですね。
圧搾機を買うときにサイズにご注意ください。醪の物料は約6ℓです。
槽搾り -圧搾機を使った搾り-
ご参考に(米国)
アタゴ ポータブル屈折偏光計 RePo-1
日本酒自家醸造の上級者にもなってくると、自分の醪経過表など作りたくなるのではないでしょうか。
酒蔵では醪の状態を把握するために様々な成分を科学的に測定しています。
検査項目は多々ありますが、中でも欠かせないのはアルコール濃度と日本酒度(ボーメ)です。
酒税を納める義務を負う酒造メーカーの場合、原則として国税庁所定分析法に則って測定する必要があります。
その場合一度の測定におたま一杯分ほどの醪を必要とします。自家醸造のような小さな仕込みで成分検査で毎回そんなにサンプルを採取していたら、絞る前に醪がなくなってしまいますよね。
ここで紹介するアタゴ製のポータブル屈折旋光計 RePo-1のすごいところは、1回の測定に必要なサンプル量がたったの3mlということです!
一方で悩ましい点はこのお値段。たくさんの高価な機器を使用している酒蔵にとっては破格的に安いとも言えますが、個人であるホームブリューワーにとっては
なかなか手の出せない価格かもしれません。
しかしこの性能でこの価格のものは、今のところほかに見当たりませんので、もし真剣に日本酒の自家醸造を探求するのであれば、ぜひご購入検討してみてはいかがでしょうか。
ご参考に
アタゴ ポータブル屈折偏光計 RePo-1
木桶
もともと日本酒の仕込みには杉やヒノキを原料とした木桶が使われていました。
しかし木桶仕込みは1950代ごろに姿を消し、現在ほとんどの酒蔵で実用性の高いホーロータンクやステンレスタンクが使われています。
木桶仕込みは、木の色や香りが移る、空気に触れやすい、液漏れのリスクのほかに衛生管理やメンテナンスが大変といった課題がありますが、金属タンクにはない独特の風味が生まれるなどの魅力があります。
金属タンクと木桶では微生物の環境、温度の伝わりやすさなど、様々な面で異なります。
そんな木桶独特の味わいを求め、近年この木桶仕込みを復活させる蔵もあります。
しかし酒蔵で使うような大きな木桶を作れる職人がいなくなってきているため、後継者となる職人を育成するプロジェクトが立ちがるなど、木桶仕込みは今日本酒業界で一つの話題となっています。
日本では古来より、温泉の湯桶、お寿司屋さんの寿司桶、お家や神社まで、様々なものが木材で作られていました。
自家醸造で木桶仕込みをするなら、家庭での漬物や自家製味噌用サイズの木桶が使えます。6リットルサイズがおすすめです。
温度計
クラシックなアナログの温度計でも十分ですが、さまざまな機能がついたデジタル温度計を使ってみるのも楽しいです。
デジタル温度計に欲しい機能/特徴
・ウォータープルーフ
・アプリ連携(Bluetooth経由)
・測定データをグラフ記録
・データエクスポート機能
・外部プローブ付き
精度を追求するなら、やはり一番のおすすめは外部プローブ付きの商品です。
本製品はウォータープルーフで、測定データはアプリでグラフ化して見ることができるほか、CSV形式でエクスポートすることも可能です。